キャッシングとは?
お金を借りることです。
住宅ローンやマイカーローンなどと異なり、個人の自由な目的に使用する事ができます。 また、原則、保証人や担保が要らないサービスでもあります。
お金を借りるというサービスですから、もちろん対価が必要となります。
それが、利息です。
初めてキャッシングを利用される方は、利息をあまり取られないところを選びたいものです。 というのも、利息を取る為の実質年率は、キャッシング会社によって、それぞれ異なります。
2010年の貸金業法の改正で20%を超える利息を取ることができなくなりました。
しかし以前は、29.2%以下の利息であれば、合法としていましたので、高い利息を取るところでは、29.2%の実質年率がかかっていたのです。実質年率が6.0%をきる低金利の会社もある現在と大きく違いますね。
例えば、30万円を借りて、毎月2万円ずつ返していくとして比較してみましょう
実質年率6.0%の場合 | 実質年率29.2%の場合 | |
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返済回数 | 16回 | 19回 |
返済総額 | 312,449円 (12,449円が利息) | 376,376円 (76,376円が利息) |
つまり同じ金額を借りたとしても、キャッシング会社に返すお金は、約6万5千円も違うのです。 だから安い利息の会社を見つけて、借りるようにしましょう。
これからキャッシングをご利用される方へのメッセージです。
テレビのCMでもやっていますが、「ご利用、ご返済は計画的に」。
これは、忘れないでいてください。
上手にキャッシング会社と付き合っていことで、より人生が楽しく、豊かになっていくプラスの面と、年々、自己破産や特定調停などの債務整理を行なわなければ、再起できない人(多重債務者)も増えてきているのです。
キャッシングには、そういったマイナスの一面もあるのです。
お金を借りるという事を、少しだけでも考えてください。
これからのキャッシング・ライフがあなたの人生を豊かにしてくれる事を願っています。
キャッシングと呼ばれるようになったのは・・・
余談ですが、今では、キャッシングという呼び名が当たり前です。
2000年頃であれば、武富士・アコム・アイフルに代表されるような消費者金融と呼ばれたり、
さらに一昔前ですとサラ金などと言われていました。
サラ金と聞くと、今の若い人はピンと来ないかもしれませんが、30代より上の世代の方は、 サラ金地獄などのニュースを思い出されるのでは?
今では、銀行と消費者金融が提携して、銀行系のキャッシング会社ができてきましたし、
過去の出来事を払拭し、よりクリーンなイメージを作りあげようとしています。
銀行系のキャッシングでは、キャッシングと呼ばずカードローンと呼んでいますね。
キャッシングの雑学と豆知識